読売あをによし賞受賞者決定

記事番号:05348
年月:2017年05月

保存科学・修復の現場で優れた業績をあげた個人・団体を顕彰する読売あをによし賞(主催:読売新聞社、特別協力:文化財保存修復学会)の第11回目の受賞者として、本賞に襖や屏風の下地や外枠を厳選した材料や独自の技法で製作し、国宝や重要文化財の修復を支えてきた黒田俊介(京都府)、奨励賞に内戦で失われかけていたカンボジアの伝統的絹織物の復興に取り組む森本喜久男(カンボジア)、特別賞に再現力や耐久性に優れたコロタイプ印刷で正倉院文書等、文化財の複製を手がけてきた株式会社便利堂(京都府)が決定した。

登録日: 2020年12月11日
更新日: 2020年12月11日 (更新履歴)
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