指定管理者制度の本格的施行開始

記事番号:04828
年月:2006年09月

3年前の地方自治法改正で提示された美術館・博物館を含む「公の施設」の管理運営を民間業者に任せる「指定管理者制度」導入は、今年9月から本格的に施行される。横浜市では昨年6月中田宏市長が横浜美術館、みなとみらいホール、横浜芸術センター「横浜にぎわい座」、横浜能楽堂など4施設も個別に公募形式で指定管理者を選定する方針を打ち出し、1月中旬には応募企業・団体を公開、5月下旬には横浜市芸術文化振興財団が優秀提案者に決まるなど、地方自治体の大型館でも導入が具体化している。本来営利を目的としない美術館・博物館の業務に同制度が適するか、議論が高まっている。

登録日: 2014年04月14日
更新日: 2020年12月11日 (更新履歴)
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