国宝・重要文化財指定の答申

記事番号:05298
年月:2016年03月

文化審議会は11日、浮世絵の祖と称される岩佐勝以(又兵衛)による「紙本金地著色洛中洛外図」(東京国立博物館)や鎌倉時代の肖像彫刻である「木造叡尊坐像 像内納入品」(奈良・西大寺)、「黒韋威胴丸」(奈良・春日大社)、鎌倉時代の仏教史を伝える「称名寺聖教金沢文庫文書」(神奈川・金沢文庫)の4件を国宝に、日本画家福田平八郎の作品「漣」(大阪市所有)等、46件の美術工芸品を重要文化財に指定するよう馳浩文部科学相に答申した。あわせて長野県軽井沢町に唯一残る国産第一号の本格的な工業化住宅「山崎家及び臼井家別荘(セキスイハウスA型)」等199件の建造物を登録有形文化財にするよう答申した。

登録日: 2019年10月10日
更新日: 2020年12月11日 (更新履歴)
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