「北斎展」開催

記事番号:04786
年月:2005年10月

国内外において最も親しまれている浮世絵師葛飾北斎の全貌を紹介する展覧会が、10月25日より東京国立博物館において開催された。内容は、70年に及ぶ画業を下記のとおり6期に分け、肉筆画、錦絵、版本等495点が出品された。構成は、「第一期 春朗期-習作の時代」、「第二期 宗理期-宗理様式の展開」、「第三期 葛飾北斎期-読本挿絵への傾注」、「第四期 戴斗期-多彩な絵手本の時代」、「第五期 為一期-錦絵の時代」、「第六期 画狂老人卍期-最晩年」となっていた。なお、同展には会期中332,939人の入館者があり、同館の同年の特別展としては、4月開催の「世界遺産・博物館島 ベルリンの至宝展―よみがえる美の聖域」(337,475人)に次ぐ記録となった。(会期、12月4日まで。)

登録日: 2014年04月14日
更新日: 2020年12月11日 (更新履歴)
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