「失楽園 風景表現の近代1870―1945」展開催
「風景」を見つめ、表現した近代美術を概観した展覧会が、10月9日より横浜美術館で開催された。同展覧会は、「明るい窓:風景表現の近代」展(2002年2月)のシリーズの第2回にあたり、内容は「第1章 近代都市パリの形成と風景表現」、「第2章 帝都東京の成立と風景表現」、「第3章 ニューヨークと地方―アメリカ風景写真の展開」、「第4章 近代都市パリの成熟と『地方』への関心」、「第5章 帝都東京と作られた『地方』」、「第6章 大量殺戮と廃墟―第二次世界大戦末期の戦争風景」によって構成され、印象派以後の19世紀後半から戦争による惨禍までの「風景」表現を広範囲に、多面的にとらえた企画となった。(会期、12月12日まで。)
登録日: 2014年04月14日更新日: 2020年12月11日 (更新履歴)