第20回ジャポニスム学会賞受賞者決定
日本文化が近代欧米に与えた影響など東西交流についての優れた研究に贈られる同賞の第20回目の受賞者が公表された。受賞作は、クリストフ・マルケ(フランス国立東洋言語文化研究所助教授)の『Ebis』誌98年冬期特別号「H・チュルヌスキ その政治・経済活動と東洋美術蒐集」の編集・出版、鈴木弘子(筆名・桂木紫穂 総合美術研究所主任研究員)の「印象派から二十世紀への絵画名品展」(明石市立博物館、98年)図録所収の論文「『画商の使徒』テオ・ファン・ゴッホとカミーユ・ピサロ」、また同特別賞は深井晃子(神戸女子大学教授)の「モードのジャポニスム」ロサンゼルス展(98年)ニューヨーク展(98・99年)の企画に対して贈られた。
登録日: 2014年04月14日更新日: 2020年12月11日 (更新履歴)