登録美術品、初の認定
文化庁は、30日、98年12月に施行された「美術品の美術館における公開の促進に関する法律」(美術品公開促進法)に基づく登録工芸品5件を発表した。同法は、指定文化財や世界的な価値を持つ私蔵美術品を国に登録して、一般公開を促進することを定めた法律で、その第一号として、パリ万博(1888年)出品のために制作された「菊花文飾壺」(二代横山弥左衛門作)など5件が決定、所有者と東京国立近代美術館、高岡市美術館がそれぞれ公開のための契約を結び、両美術館で公開されることになった。
登録日: 2014年04月14日更新日: 2020年12月11日 (更新履歴)