「特別展 近代日本美術の軌跡」開催

記事番号:04426
年月:1998年03月

明治31(1898)年に岡倉天心の指導のもとに、日本画の改革を目指して結成された日本美術院の創立100周年を記念して、東京国立博物館で、24日から5月10日まで回顧展が開催された。創立以前の作品から、昭和前期までの日本画、洋画、彫刻約200点が出品された。同院の展覧会から、日本の近代美術史上の名作と評価される作品の数々が生まれてきたことを、新たに確認するとともに、「日本画」といわれる絵画表現と、今日までつづく同美術団体の今後を一考させる展示であった。

登録日: 2014年04月14日
更新日: 2020年12月11日 (更新履歴)
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