国宝重要文化財新指定

記事番号:04408
年月:1997年10月

文相の諮問機関である文化財保護審議会(会長・西川杏太郎)は、17日、江戸時代の高度な寺院建築を示す瑞龍寺(富山県高岡市)の仏殿、法堂、山門を国宝に、近代産業遺構の旧横浜船渠株式会社第2号ドック(神奈川県横浜市)、旧中村家住宅主屋、土蔵(長野県美麻村)、など7件を重要文化財に、鏡山城跡(広島県東広島市)、二ツ森貝塚(青森県天間林村)など4件を史跡に、阿波国分寺庭園(徳島市)を名称に、それぞれ指定するよう町村信孝文相に答申した。また、近代建造物の保護を目的とした文化財登録制度の対象として、三池炭坑宮浦坑煙突(福岡県大牟田市)、岩国徴古館(山口県岩国市)などを86件を登録するようあわせて答申した。これで国宝は209件、重要文化財は2151件となった。

登録日: 2014年04月14日
更新日: 2020年12月11日 (更新履歴)
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