第14回渋沢クローデル賞受賞者決定

記事番号:04402
年月:1997年09月

1924年に渋沢栄一と仏人ポール・クローデルにより東京に設立された日仏会館の創立60年を記念して1984年に同会館と毎日新聞との共催で設立された渋沢・クローデル賞の第14回目の受賞者が25日、毎日新聞紙上で発表された。同賞は、毎年、日仏両国の文化の架け橋となる若手研究者の研究に対して贈られ、美術関係では、フランス側本賞にニコラ・フィエーベ(仏国立科学研究センター研究員)『近代以前の日本の建築と都市―京の町の建築空間と14、15世紀の将軍の住まい』(メゾンヌーヴ・エ・ラローズ社刊)、日本側ルイ・ヴィトン・ジャパン特別賞に稲賀繁美(国際日本文化研究センター助教授)『絵画の黄昏―エドゥアール・マネ没後の闘争』(名古屋大学出版会刊)が選ばれた。

登録日: 2014年04月14日
更新日: 2020年12月11日 (更新履歴)
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