大山崎山荘美術館開館

記事番号:04343
年月:1996年04月

アサヒビールの初代社長をつとめた山本為三郎(1893-1966)のコレクションを所蔵品の柱とする大山崎山荘美術館(京都市乙訓郡大山崎町字山崎小字銭原5-3)が7日に開館。本館は昭和初期の実業家加賀正太郎が自ら設計した英国風建築の山荘をアサヒビールが購入、修復したもので、これに安藤忠雄設計による新館が隣接している。柳宗悦らによる民芸運動を支援した山本為三郎は民芸派の作品のほか大津絵、泥絵、中国、李朝の古陶磁などを含む1200点におよぶ作品を収集しており、同館には民芸派の作品を展示する山本為三郎記念室が設けられている。

登録日: 2014年04月14日
更新日: 2020年12月11日 (更新履歴)
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