ナショナルギャラリー構想具体化

記事番号:04342
年月:1996年03月

平成7年6月に提起された国立美術展示場の建設案を受けて、文化庁に設置された「ナショナル・ギャラリー(仮称)調査研究会」(平山郁夫座長)は、27日基本構想案をまとめた。我国の美術創造活動、および国際的な美術交流の拠点を目指し、公募団体展、国立館が企業と共同で主催する大型美術展などに使用するほか、国内外の美術情報収集と公開、教育普及活動の機能も合わせ持つ施設とする方針。建設予定地としては東京大学生産技術研究所、同物性研究所移転跡地が最有力候補としてあげられている。

登録日: 2014年04月14日
更新日: 2020年12月11日 (更新履歴)
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