松伯美術館開館

記事番号:04243
年月:1994年03月

上村松園、松篁、淳之の三世代の日本画家の作品を収蔵・展示する松伯美術館が奈良市登美ヶ丘に22日に開館。近畿日本鉄道株式会社が、松篁、淳之両氏により上村家三代の作品の寄贈を受け、近鉄の寄付による10億円を基金に設立され、故・佐伯勇近鉄名誉会長旧邸の敷地内に建てられている。建物は鉄筋コンクリート(一部鉄骨)地上2階地下1階、延べ床面積約1520平方メートル、総事業費は約14憶円。寄贈された作品は草稿、写生等を含めて92点で、松園の作品3点、下絵61点、松篁の作品は20点、淳之の作品は8点となっている。

登録日: 2014年04月14日
更新日: 2020年12月11日 (更新履歴)
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