「戦後日本の前衛美術」展開催

記事番号:04237
年月:1994年02月

戦後日本の前衛作家約100人による約200点の作品を「真夏の太陽に挑む:具体」「復讐の形態学:読売アンデパンダンと1960年代の社会的プロテスト」等、9セクションに分けて展示する「戦後日本の前衛美術」展が、5日から横浜美術館で行われた(~3.30)。米国からアレキサンドラ・モンローがゲスト・キューレイターに招かれ、その調査・研究によって日本の美術活動の自律性に注目すべく構成された。同展は同年9月から翌95年1月までニューヨークのグッゲンハイム美術館でも、内容を多少変更して展観され、日米の視覚の差異をうかがう意味でも興味深い企画となった。

登録日: 2014年04月14日
更新日: 2020年12月11日 (更新履歴)
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