宮内庁三の丸尚蔵館開館

記事番号:04225
年月:1993年11月

昭和天皇が亡くなられた後、皇室から国に寄贈された美術品類約6700点余を保存、調査・研究と一般公開を行なう宮内庁三の丸尚蔵館(東京都千代田区千代田1-1)が、皇居内に3日開館した。収蔵された書画、工芸品はこれまで「御物」であったため、文化財としての指定はされていなかったが、平安時代以降近代にいたるまでの美術史上価値の高い作品が多くふくまれている。宮廷文化の伝統を紹介する、開館記念特別展「宮廷文化の華」が、同日より12月19日まで開催された。

登録日: 2014年04月14日
更新日: 2020年12月11日 (更新履歴)
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