竜安寺の襖絵、メトロポリタン美術館で公開

記事番号:04223
年月:1993年10月

室町時代に細川勝元によって建立された竜安寺は、江戸時代寛政の大火(1797年)で西源院を除いて焼失した。この西源院の襖絵は、再興した本坊に移されたが、明治28(1895)年神仏分離による仏教迫害のあおりをうけて、71面すべてが売却された。今回、公開されたのは昭和8(1933)年に大阪で公開されて以来、行方が不明になっていた8面で、22日から翌年4月24日まで同美術館の日本ギャラリーで公開された。

登録日: 2014年04月14日
更新日: 2020年12月11日 (更新履歴)
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