「伽耶文化展」

記事番号:04146
年月:1992年06月

紀元4世紀頃から6世紀中葉に朝鮮半島南部、洛東江流域にあった小国家群「伽耶」は、その存在は知られながら、文献資料の不足から実像を知ることが困難とされてきた。近年の発掘のめざましい成果をもとに、伽耶文化の豊かさと日本との交流を探る「伽耶文化展」が30日から東京国立博物館で開かれた(~8.9)。韓国での出土品300余点と日本との交流を示す国内出土品約40点を展示する充実した展観となった。同展は京都国立博物館(8.25~9.20)、福岡県立美術館(10.3~11.3)に巡回した。

登録日: 2014年04月14日
更新日: 2020年12月11日 (更新履歴)
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