ボストン美術館秘蔵フェノロサコレクション屏風絵名品展開催

記事番号:04093
年月:1991年09月

海外所在の日本美術品が注目されている中で明治期に来日したアメリカ人アーネスト・フェノロサの収集品を蔵するボストン美術館の東洋部創立100年を記念して、フェノロサ・コレクションの中から屏風絵23件35点を選出した展観が14日より10月27日まで奈良県立美術館で行なわれた。伝尾形光琳「松島図」などを含む出品作の約半数は日本初公開のもので、収集者の特色ある視点をうかがわせる興味深い展観となった。同展は東京・日本橋高島屋(11.1~19)、広島県立美術館(92.2.18~3.22)を巡回した。

登録日: 2014年04月14日
更新日: 2020年12月11日 (更新履歴)
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