「フィレンツェルネサンス芸術と修復展」開催

記事番号:04086
年月:1991年07月

湾岸戦争の影響で開催を延期されていた「フィレンツェ・ルネサンス 芸術と修復展」が、京都国立近代美術館(16~9.1)を皮切りに、世田谷美術館(9.14~11.4)、名古屋市美術館(11.23~12.23)で開かれた。イタリア・ルネサンスの発祥地フィレンツェのウフィッツィ美術館、ピッティ美術館などからフレスコ画、テンペラ画、彫刻、金銀細工などを含む約80点が出品され、ボッティチェルリ、ミケランジェロ等ルネサンスの巨匠の作品が展示される充実した展観となった。伝統あるイタリアの修復技術もあわせて公開され、文化財保存のあり方にも一石を投じた。

登録日: 2014年04月14日
更新日: 2020年12月11日 (更新履歴)
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