第2回国華賞決定

記事番号:04021
年月:1990年10月

東洋美術の研究誌『国華』創刊100年を記念して昨年設立された国華賞の第2回受賞者が決定し、18日、贈呈式が行われた。同賞は日本、東洋の美術に関する優れた研究に対して贈られるもので、今年は、小林宏光「官楽図屏風にみる帝鑑図説の転成」(『国華』1131号)、奥平俊六「縁先の美人-寛文美人図の一姿型をめぐって」(『日本絵画史の研究』吉川弘文館、平成元年10月)、河上繁樹「南宋絹織物にみる二、三の特色」(『MUSEUM』464号)が受賞者に選ばれた。

登録日: 2014年04月14日
更新日: 2020年12月11日 (更新履歴)
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