藤ノ木古墳石棺開棺

記事番号:03854
年月:1988年10月

3年前に未盗掘の石室と家形石棺が確認された奈良県斑鳩町の藤ノ木古墳は、第1次調査で石棺周辺に鞍や鐙、轡などの馬具が既に確認されていたが、周倒な準備を経て8日、1400年ぶりに石棺が開棺された。ハイテクを駆使した1ケ月の調査の結果、大刀、沓、冠帽、玉などの装身具や染織などが確認され、考古学史上、画期的な調査となった。

登録日: 2014年04月14日
更新日: 2020年12月11日 (更新履歴)
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