ジャポニスム展開催

記事番号:03850
年月:1988年09月

19世紀後半から20世紀初頭にかけてヨーロッパに起こったジャポニスムを問い正す「ジャポニスム展」が、23日から12月11日まで国立西洋美術館で開催された。日仏共同企画により5年の歳月をかけて準備された同展には、絵画約60点、版画、素描約160点を中心に、彫刻、家具、工芸、写真や比較のための日本作品も含め、400点以上が出品された。学術的な専門性の高い展示形式がとられ、ジャポニスム研究にとっても画期的な展覧会となった。日本展に先立ち、5月17日から8月15日まで、パリのグラン・パレで同展のフランス展が行なわれた。

登録日: 2014年04月14日
更新日: 2020年12月11日 (更新履歴)
to page top