奈良県藤ノ木古墳から国宝級の装飾馬具出土

記事番号:03660
年月:1985年12月

奈良県生駒郡斑鳩町の藤ノ木古墳から、先に見つかった朱塗りの家形石棺に加え、金細工やガラスをちりばめた金銅製金具で装飾された鞍が出土、同町教育委員会、橿原考古学研究所により2日公開された。後の調査でこの装飾金具には、四神のほかにライオン、ウサギ等も透彫されていることがわかり、国宝級美術品の出土と共に、被葬者についても諸説が出され、論議をよんだ。

登録日: 2014年04月14日
更新日: 2020年12月11日 (更新履歴)
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