家康着用の辻ケ花染小袖発見

記事番号:03496
年月:1983年01月

家康が着用した辻ケ花染の小袖が、25日までに京都府北桑田郡京北町で発見された。これまで知られている平絹や練絹を染めた辻ケ花染より一層手の込んだ綾織りを使っており、また由緒書からして安土・桃山期に盛んに作られながら江戸初期に忽然と姿を消した辻ケ花染の中でも最末期のものと見られている。

登録日: 2014年04月14日
更新日: 2020年12月11日 (更新履歴)
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