18世紀フランス美術展

記事番号:02833
年月:1969年10月

国立西洋美術館では開館10周年を記念して館開設に縁の深いフランスの18世紀美術展を18日より12月14日まで開催した。出品作品は、ワトー、ブーシェ、フラゴナールなどの絵画42点、ウードンなどの彫刻15点、デッサン21点、建築彫刻装飾デッサン26点、版画16点、豪華装幀本12点、家具6点、室内装飾ブロンズ5点、金工品5点、陶磁器11点、タピスリー、衣裳9点、その他の工芸品7点で、建築物の写真パネルを援用しながら、ロココ美術の多分に貴族的な生活を背景とする綜合的性格の再現を試みた興味深い展覧会であった。

登録日: 2014年04月14日
更新日: 2020年12月11日 (更新履歴)
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