興福寺千手観音胎内仏の調査

記事番号:02030
年月:1958年10月

興福寺中金堂の千手観音立像を収蔵庫に移すため解体作業中、胎内から木箱入の銅仏3体、宝鏡1面、文書経巻類52点、彩色図像1点が発見された。千手陀羅尼、印仏などの文書、経巻類には、貞応、嘉禄、寛喜などの年号が見出されこの千手観音像の製作年代との関連が注目された。 

登録日: 2014年04月14日
更新日: 2020年12月11日 (更新履歴)
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