大報恩寺観音像の修理成る

記事番号:02009
年月:1958年06月

六道観音が一堂に揃つている京都大報恩寺では観音菩薩像六体の修理が完成して7ケ月ぶりに公開された。修理中に六体の胎内から8巻の経文と造立の経緯を物語る奥書が発見され、作者は「定慶」貞応3年4月藤原以久の娘が施主となつて造立されたことを明らかにした。 

登録日: 2014年04月14日
更新日: 2020年12月11日 (更新履歴)
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