法隆寺の柱立式

記事番号:01159
年月:1949年12月

法隆寺五重塔の立柱式は一一日佐伯老貫主導師となり古式にならつて行われた。有光国宝保存委員長ら約五百名が参列した。なお再建方針が村田、藤島工博ら委員十余名によつて検討され、(一)木造で再建し、各層の屋根を支える支柱は取りはずして旧型に復する(一)五重塔空洞内に玉砂利を入れて湿気をふせぐ(一)塔の瓦は金堂のものと同型の飛鳥式に統一する、などの方針を決めた。

登録日: 2014年04月14日
更新日: 2020年12月11日 (更新履歴)
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