大東南宗院結成

記事番号:00722
年月:1941年08月

南宗画家が一致団結し絵画を通じて日、満、華の親善融和並に文化交流を図らんが為に新しく大東南宗画院が結成され、八月八日帝国ホテルに於いて委員長小室翠雲、幹事長岩切重雄、学芸研究所長河野桐谷等二百名の画家の外来賓として帝国芸術院長清水澄、頭山満、大攻翼賛会事務総長石渡敏一、同文化部長岸田国士等列席のもとにその結成式を行つた。同院は日満華三国画家と提携し、毎年一回三国の重要都市に於いて展覧会を開催し、又国体精神作興の為随時勤皇先覚志士の事跡顕彰並に遺墨展覧会等を開催する。なほ東洋文化並に芸術の闡明の為学芸研究所を置いた。

登録日: 2014年04月14日
更新日: 2020年12月11日 (更新履歴)
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