神奈川県立近代美術館の新館増築が完成
鎌倉の神奈川県立近代美術館が今年開館15周年を迎えた。昭和26年11月の開館以来所蔵作品も500点をこえ、収蔵庫や展示室も拡充しなくてはならなくなり、鎌倉八幡宮の一角、池にのぞむ本館の裏側に工費約7千万円で新館(設計は本館と同じく坂倉準三が担当)を建設中であったが、このほど完成したので、それを記念して1日から「近代日本洋画の150年展」(7月17日まで)を開いて、新館を一般に披露した。新しい展示室はほとんど総ガラス張り、池に浮んだような明るくしょうしゃな近代建築となっている。
登録日: 2014年04月11日更新日: 2020年12月11日 (更新履歴)