「京都洋画の発展」展

記事番号:02616
年月:1965年11月

京都市美術館では秋の特別展として3日より28日まで「京都洋画の発展」展を開催した。明治の初期に設立された京都府画学校に設置された西宗即ち西洋画科の指導者田村宗立ら京都洋画界の先覚からほぼ昭和前期に至る、京都或いは京都縁りの作家が築いた京都洋画の発展ぶりをひろくあとずけ、照明をあてようとしたもので、従来あまりとりあげられなかった企画としてその意義は大きかった。出品は、<明治以前洋風画><明治初期東京系作家><京都洋画の発展>と3部に分け、約85作家、180点の作品を展示して大展観となった。

登録日: 2014年04月11日
更新日: 2020年12月11日 (更新履歴)
to page top