重要文化財の模型作成はじまる

記事番号:02193
年月:1960年05月

重要文化財に指定されている建造物は、解体修理や壁画の模写など、いろいろ保存上の手をつくされているが、文化財保護委員会では本年度から精密模型の製作にとりかかり、建築様式の保存に乗り出すことになつた。本年は200万円で広島県福山市の明王院五重塔(国宝)の10分の1の模型を作るが、今後さらに、法隆寺その他貴重な建造物の模型化を計画している。

登録日: 2014年04月11日
更新日: 2020年12月11日 (更新履歴)
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