醍醐寺五重塔の再建成る

記事番号:02165
年月:1960年03月

京都醍醐寺の五重塔の再建工事は5年余の歳月と546百万円の工費を使つて1月に完成、4月6日同寺保存会長の岸首相らを迎えて落慶法要を行つた。塔は、昭和25年のシェーン台風で大破したため、29年11月文化財保護委員会と京都府文化財保護課が再建に着手したもので、復元された塔はこれまでより2.07米高く、全長41.56米。すべて創建当時のままに復元された。

登録日: 2014年04月11日
更新日: 2020年12月11日 (更新履歴)
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