生誕100年ジャクソン・ポロック展開催

記事番号:05108
年月:2011年11月

大画面に塗料を撒き散らし、アメリカ人として初めて国際的評価を得た作家として知られるジャクソン・ポロックの画業の全容を示す「生誕100年 ジャクソン・ポロック展」が11日から愛知県美術館で開催された(2012年1月22日まで)。「1930-1941年 初期 自己を探し求めて」、「1942-1946年 形成期 モダンアートへの参入」「1947-1950年 成熟期 革新の時」「1951-1956年 後期・晩年 苦悩の中で」の4章構成で、独自の画風に至る過程とその後の展開への試行が跡づけられた。日本所在のポロック作品の全てにニューヨーク近代美術館など海外機関所蔵の主要作を加えた約70点が展示され、日本で初めて本格的な紹介が行われる機会となった。同展は東京国立近代美術館に巡回した(2012年2月10日~5月6日)。

登録日: 2014年09月17日
更新日: 2020年12月11日 (更新履歴)
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