「ゴヤ―光と影」展開催

記事番号:05105
年月:2011年10月

「着衣のマハ」をはじめとする油彩画、版画、書簡等計72点のプラド美術館からの出品を含む123点の作品資料によって、スペインを代表する画家、ゴヤの画業を展観する「ゴヤ―光と影」展が22日から国立西洋美術館で開催された(2012年1月29日まで)。Ⅰ「かくある私―ゴヤの自画像」、Ⅱ「創意と実践」、Ⅲ「嘘と無節操」、Ⅳ「戯画、夢、気まぐれ」、Ⅴ「ロバの衆:愚鈍な者たち」、Ⅵ「魔物の群れ」、Ⅶ「国王夫妻以下、僕を知らない人はいない」、Ⅷ「悲惨な成り行き」、Ⅸ「不運なる祭典」、Ⅹ「悪夢」、ⅩⅠ「信心と断罪」、ⅩⅡ「闇の中の正気」、ⅩⅢ「奇怪な寓話」、ⅩⅣ「逸楽と暴力」の14章によって、18世紀後半から19世紀初頭という変化の激しい時代にあって社会と自らの内面に深い眼差しを向けた画家のしごとが跡づけられた。

登録日: 2014年09月17日
更新日: 2020年12月11日 (更新履歴)
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