ヨコハマトリエンナーレ2011開催

記事番号:05096
年月:2011年08月

創設から10年目をむかえ第4回目となるヨコハマトリエンナーレは総合ディレクターに逢坂恵理子、アーティスティック・ディレクターに三木あき子を迎え、「OUR MAGIC HOUR―世界はどこまで知ることができるか?」をテーマに6日から11月6日まで横浜美術館を主会場として行われた。このたびのテーマには近代科学による世界認識の限界に疑問を呈し、科学や理性ではとらえられないものに目を向ける意図がこめられ、「みる、そだてる、つなげる」をスローガンに現代アートだけではなく、他のジャンルや過去の作品を含め、作品を見ることの深化、創作する力と見る力の双方の活性化、地域とのつながりの重視を目指した試みがなされた。77組79作家の作品を展示する主会場のほか、連携企画として「BankART LifeⅢ 新・港村~小さな未来都市」、「黄金町バザール2011」が行われ、33万人の入場者があった。

登録日: 2014年09月17日
更新日: 2020年12月11日 (更新履歴)
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