美術品補償制度に関する法律の施行

記事番号:05091
年月:2011年06月

4月4日公布の「展覧会における美術品損害の補償に関する法律」が1日に施行された。優れた美術品をより多くの国民が鑑賞できるよう、展示美術品の損害を政府が最大950億円まで補償するもので、美術品評価額の上昇や保険料の高騰を背景に1990年代から検討されてきた。同法律の施行を受け、9月には第1回対象の展覧会として、10月から開催の「ゴヤ―光と影」展(国立西洋美術館)と11月から開催の「生誕100年 ジャクソン・ポロック展」(愛知県美術館)に適用されることとなった。

登録日: 2014年09月17日
更新日: 2020年12月11日 (更新履歴)
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