「五百羅漢 増上寺秘蔵の仏画 幕末の絵師 狩野一信」展開催

記事番号:05084
年月:2011年04月

幕末の絵師狩野一信が中心となって描き、増上寺に納められた百幅の五百羅漢図全点と一信による他の五百羅漢図を合わせて展示する「五百羅漢 増上寺秘蔵の仏画 幕末の絵師 狩野一信」展が29日から7月3日まで江戸東京博物館で開催された。当初3月15日からの開催予定であったが、3月11日の東日本大震災により会期を遅らせた。法然上人800回忌にちなんだ企画で、大幅のためこれまで一部のみが展示されてきた増上寺本の全貌が紹介され、西洋的な遠近法や陰影法を取り入れた濃密で個性的な一信の画業が印象付けられる貴重な機会となった。

登録日: 2014年09月17日
更新日: 2020年12月11日 (更新履歴)
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