韓国利川市の石塔返還要望

記事番号:05040
年月:2010年07月

東京都港区の大倉集古館が所蔵する五重石塔をめぐり、韓国の市民団体が日韓併合100年を機に返還を求め、かつて石塔があった韓国利川市の趙炳敦市長らが21日、同館を訪れて返還の要望書や10万人を超える署名を手渡した。石塔は高麗時代初期のものと推定、日韓併合後に日本へ移され、1933年には国の重要美術品に認定された。要望に対して館側は、現段階では要望に応じられないとの立場を示した。

登録日: 2014年09月17日
更新日: 2020年12月11日 (更新履歴)
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