高松塚壁画劣化の文化庁検討会による報告

記事番号:05024
年月:2010年03月

高松塚古墳壁画について劣化原因を調査してきた文化庁の調査検討会(座長:永井順国・政策研究大学院大学客員教授)は24日、報告書を玉井日出夫文化庁長官に提出した。自然的要因に加え同庁の保存対策の不備や監視態勢の欠如など複数の要因を指摘、カビ発生後の対策も後手に回り、さらに被害を拡大させる負の連鎖を招いたと報告した。

登録日: 2014年09月17日
更新日: 2020年12月11日 (更新履歴)
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