飛鳥寺発掘

記事番号:01804
年月:1956年05月

奈良国立文化財研究所では飛鳥平城宮跡長期発掘計画の一環として、一日飛鳥寺跡の発掘を開始、同二六日終了した。今次の調査で塔の東西に金堂と同一規模の建物を配しているらしいことが判明し、興福寺に似た伽藍配置が推定されることとなつた。なお、我国最古のものとみられる白色大理石の石灯籠の台石が発掘された。

登録日: 2014年04月11日
更新日: 2020年12月11日 (更新履歴)
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