出雲文化総合調査報告会

記事番号:01782
年月:1956年02月

前年二次にわたり出雲文化の総合調査を行つた地方史研究所では、一八日毎日新聞社講堂に於て中間報告会を開催した。考古学の方面では国分寺の伽藍配置、国衙の位置や条里制の推定にほぼ成功し、美術史部門では平安から鎌倉期にかけての仏像神像が多数発見され、後世まで古色を残していること、また地方色がみられることなどの報告が行われた。

登録日: 2014年04月11日
更新日: 2020年12月11日 (更新履歴)
to page top