鳳凰堂創建当時の正面扉を発見

記事番号:01775
年月:1956年01月

解体修理継続中の鳳凰堂の工事場で、一三日昔焼失したと伝えられていた正面扉二枚が発見された。高一五尺三寸、幅五尺四寸、南側扉裏面上部に「上品上生」の文字が判読され、北側扉には顔料や漆ものこつて居り、又古く切りとつた上品上生の色紙型(現存)部分とも合うので、天喜元年(一○五三)創建当時の正面扉と断定されたものである。

登録日: 2014年04月11日
更新日: 2020年12月11日 (更新履歴)
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