アイソトープによる金銅仏の透過撮影

記事番号:01562
年月:1953年09月

東京文化財研究所でアイソトープによる金銅仏の透過撮影が行われた。アメリカから輸入したコバルト60の放射能を利用して金銅仏の内部を撮影したもので、旧御物の四十八体仏をはじめ、その他の小金銅仏像の撮影に成功、二九日には奈良薬師寺講堂の月光菩薩像の透過撮影を行い、大金銅像に対する実験として注目を浴びた。

登録日: 2014年04月11日
更新日: 2020年12月11日 (更新履歴)
to page top