日本イコモス賞の創設、受賞者の決定
日本国内の国際記念物遺跡会議(イコモスICOMOS)会員が組織する日本イコモス国内委員会は建造物、伝統的建造物群、文化的景観、遺跡である記念物及び歴史風土の保存、保全及び活用の振興を図るため、日本イコモス賞および若手研究者の育成と研究の奨励を目的とした日本イコモス奨励賞を創設した。13日に受賞者が発表され、日本イコモス賞に東京駅丸の内駅舎保存復原設計監理総括の田原幸夫、およびわが国の文化財庭園を保護し、維持管理する技術を後世に伝承する活動を続けてきた文化財庭園保存技術者協議会(代表:水本隆信)、日本イコモス奨励賞に『建築保存概念の生成史』(中央公論美術出版、2013年)を著した清水重敦が選ばれた。 (English)
登録日: 2018年02月26日更新日: 2021年11月30日 (更新履歴)