奈良初期の仏像現わる

記事番号:01310
年月:1951年01月

福井県遠敷郡今富村の真言宗多田寺の本尊薬師如来は永年秘仏として公開されず謎となつていたが、七日国宝修理のため来県中の文部省嘱託彫刻家斎藤源二郎、鈴木信春両仏師を招いて鑑定の結果、奈良朝初期の作で、国宝的価値は勿論類例のない重要文化財だと折紙がつけられた。

登録日: 2014年04月11日
更新日: 2020年12月11日 (更新履歴)
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