名古屋汎太平洋平和博覧会

記事番号:00205
年月:1937年05月

三月十五日から五月三十一日迄名古屋市主催の下に、同市臨港地帯十五万坪に名古屋汎太平洋平和博覧会が開催された。出品物は産業、交通、教育、科学、歴史、国防資材、電気、機械、土木、建築、社会、衛生、体育、観光、美術、工芸等に関する凡有る部門を含み、本邦領土、委任統治地、租借地、並に太平洋沿岸諸国、其の他同市と密接な関係ある諸国を出品区域とし、参加国は三十二に達した。直接経費三百万円、陳列館二十六、外国特設館七、内国特設館二十二、附属館四、特設物及び附帯施設十五等で、建築は特設館を除き同市建築課の設計監督になる。

登録日: 2014年04月11日
更新日: 2020年12月11日 (更新履歴)
to page top