第31回世界文化賞受賞者決定

記事番号:05438
年月:2019年09月

世界の優れた芸術家を顕彰する高松宮殿下記念世界文化賞(主催:公益財団法人日本美術協会)の第31回受賞者が17日発表された。美術関係では、絵画部門で、「動くドローイング」と呼ばれる独自のアニメーションで母国・南アフリカ共和国の陰鬱な歴史の痛みを表出させたウィリアム・ケントリッジ、彫刻部門で、インスタレーション等多彩な表現を駆使し、疎外された人間の苦しみを表現し続けている英国のモナ・ハトゥム、建築部門で、多様な素材を使い環境と調和した作品群が高く評価される米国の建築家トッド・ウィリアム&ビリー・ツィンが受賞した。

登録日: 2023年09月07日
更新日: 2023年09月07日 (更新履歴)
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