伊丹廃寺の発掘
昭和33年春に五重塔の水煙の断片が発見されて以来、地元の考古学同好者の人々の努力によって発掘がつづけられてきた兵庫県伊丹市緑ケ丘の伊丹廃寺跡は、このほど、ほぼその全容が明らかにされ、廃寺跡の買収と史跡指定が決定した。この廃寺の建立時期は判然としないが、地元には文武天皇2年(703年)藤原不比等が同地に主池山良蓮寺を建てたという記録があり或いはそれに当るものかとも考えられている。
登録日: 2014年04月11日更新日: 2020年12月11日 (更新履歴)
昭和33年春に五重塔の水煙の断片が発見されて以来、地元の考古学同好者の人々の努力によって発掘がつづけられてきた兵庫県伊丹市緑ケ丘の伊丹廃寺跡は、このほど、ほぼその全容が明らかにされ、廃寺跡の買収と史跡指定が決定した。この廃寺の建立時期は判然としないが、地元には文武天皇2年(703年)藤原不比等が同地に主池山良蓮寺を建てたという記録があり或いはそれに当るものかとも考えられている。
登録日: 2014年04月11日