学士院賞きまる

1967年03月

日本学士院は13日、42年度(第57回)の恩賜賞受賞者及び日本学士院賞を決定発表した。美術関係では「平安時代世俗画の研究」で東大文学部助教授秋山光和が受賞した。

ユトリロ展開催

1967年03月

ユトリロの初期から晩期に及ぶ回顧展で“白の時代”を中心に油絵、グワッシュ、水彩等149点の作品が集められた。我国では最初の大規模なユトリロ展であった。3月23日から5月7日まで開期を延長、毎日新聞社主催により東京セントラル美術館で開催。

文化財の新指定

1967年03月

3月27日から30日まで4日間にわたり開かれた文化財専門審議会の答申にもとづき、文化財保護委員会は3月31日、新たに国宝15件、重要文化財78件、史跡17件、名勝1件、天然記念物11件、重要民俗資料3件、重要無形文化財3件、計128件の指定を決定した。

岡山後楽園の復旧なる

1967年03月

元禄13年(1700)備前藩主池田綱政の創設した後楽園は、昭和20年の戦災によって庭内の諸建築もほとんど炎上してしまった。昭和32年度からその復旧事業が始まり、このほど完成をみ、3月11日に復旧記念式典を挙行した。

芸術選奨

1967年03月

41年度(第17回)の芸術選奨の受賞者が9日、文部省から次の通り発表された。 美術部門 池田満寿夫(版画) 赤地友哉(漆芸) 他演劇、映画、音楽、舞踊、文学、古典芸術、評論等の部門は略。(毎年各芸術部門で特にすぐれた業績をあげたり新生面を開拓した者に贈られる賞)

ユーゴスラヴィアイコン展

1967年03月

東京及び京都国立博物館、朝日新聞社主催、外務省、文部省、ユーゴスラヴィア大使館後援で、同国、とくにマケドニヤ地方に伝わる11世紀―17世紀にわたるすぐれたイコン40点が選ばれ3月3日―31日まで東京国立博物館で展示された。イコンがまとめて紹介されたのは初めてで、意義ある展観であった。(京都展4月8日―5月7日)

第4回国際青年美術家展

1967年03月

ビエンナーレ形式で開かれてきた国際青年美術家展(主催日本文化フォーラム)の今回第4回展は日本とアメリカの45歳以下の青年画家の競作となった。米国側76点、日本側は2,500点の応募作から93点を入選作として陳列、グランプリは前田斉に贈られた。3月4日-14日東京池袋西武百貨店で開催。

東京国立近代美術館の新築工事始まる

1967年03月

東京都千代田区代官町の一角、竹橋畔(旧皇居北の丸の一角)に敷地を決定した東京国立近代美術館の新築工事は、3月3日地鎮祭を行ない、基本設計にもとずき鹿島建設の手で工事に着工されることになった。

日本最古の八角塔跡発見

1967年02月

京都市の西南、長岡丘陵の東麓にある樫原廃寺の発掘が奈良国立文化財研究所の指導のもとに、2月24日から3月末にかけて行なわれた。今回の調査により、これが飛鳥時代末に創建され、長岡京の造営時に補修された八角塔をもった寺院跡であることが判明した。

文化財保護委員会は31日41年度の国宝重要文化財の指定を発表

1967年02月

今回の新指定には国宝絵画1、彫刻4、工芸品2、書跡6、考古1、建造物1の15件、重文は絵画11、彫刻11、工芸品16、書跡9、考古10、建造物21、計78件。今回の指定は明治時代に重点がおかれ、はじめて明治の油絵や彫刻(高橋由一「鮭」、下村観山「弱法師」、青木繁「海の幸」、大観「生々流転」、荻原守衛「女」)、慶応義塾三田演説館などが重文に指定されている。

オリエント7千年展開催

1967年02月

東大のイラン・イラク調査団10年の発掘・調査成果を集め、調査報告を写真などの資料で展示したほか、日本に招来された古代文明の遺品約4,000点を展観した。主催は東大イラク・イラン遺跡調査団、東京新聞社、東京中日新聞社で2月17日から3月1日まで、日本橋白木屋で開催。

中川一政展

1967年02月

1914年作「酒倉」から未発表の本年作品まで約70点を展示する画業50年回顧展が2月17日から22日まで銀座、松屋で開催された。

北関東で銅鐸発見

1967年01月

1月27日栃木県小山市田間西裏の畑で農作業中の中村ときさんが銅製の器具を発見、やがて、これが小形銅鐸であることが判明、現物は文化財保護委員会の保管するところとなった。この発見により、銅鐸の分布圏の東限は静岡から一挙に北関東にまで拡大されたことになる。

ルーブル美術館展観記念「日本名画展」

1967年01月

41年春開催の「フランスを中心とする17世紀ヨーロッパ名画展」の見返りにルーブルで開かれた「日本名画展」の出品作が帰国したのを機会に,1月24日から29日の6日間これらの作品の特別展観が東京国立博物館で行なわれた。

安井賞

1967年01月

洋画の新人賞第10回安井賞は、1月26日光風会所属宮崎進「見世物芸人」に決定した。

縄文晩期の円型集会場発見

1967年01月

昭和35年から発掘が続けられている大分県大石遺跡から、1月9日円型の集会場跡らしいものが発見された。

沖縄で日本古美術展ひらかる

1967年01月

文化財保護委員会・琉球政府共催による「日本古美術展」が1月20日から2月19日にわたって約1ケ月間ひらかれた。

毎日芸術賞

1967年01月

第8回毎日芸術賞(昭和41年度)のうち美術部門は「渡米後の回顧展の成果」によって岡田謙三に、また、特別賞は「香川県の建築及び都市開発のデザイン・ポリシー」に対し金子正則知事を中心とする建築関係者一同に対し贈ることを1日決定した。尚本年度は“大賞”の該当なしと決定。

東郷青児画業50年展開催

1967年01月

二科会展初入選の「パラソルさせる女」から現在に至る迄の作品、油絵約70点、デッサン20点を東京銀座松屋で5日から11日まで展観した。

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